考え方を学び、可能性を信じる
天王寺高校 合格柿本 悠汰さん

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 小学6年生の夏、公立中高一貫校を受験しようと決めて、開成教育セミナーに入塾しました。それまで塾に通ったことがなかった僕に受験まで本当にいろいろな対策をしていただきましたが、初年度高倍率だったこともあり、結果は不合格でした。不合格になった時に、残念な気持ちはありましたが、そこまで落ち込むことはありませんでした。切り替えることができた一番大きな理由は、受験までに開成で学んだことが受験のためだけでなく、これからの自分にとって非常に役に立つものばかりだったからです。算数では「考え方を学ぶ」という勉強の進め方を教わりました。

 自分の知的好奇心を活かす様々なアプローチをしていただいたおかげで、学校で習うもの以外でも自分でいろいろなことに興味を持って学ぶ大切さを教わりました。作文では単に自分の書きたいことを書くのではなく、相手に想いを伝えることの大切さを、細かい技術的な面から教わることができました。

 そして、中学生になってからも変わらず開成の授業は、僕たちが勉強に意欲と関心が持てるように導いてくださいました。教科に対して解き方だけではなく、必ず本当の面白さがどこにあるのか説明してくださるので、こちらもどんどん興味が湧きました。生徒に対しては一人ひとりの生徒をきちんと見て、それぞれの「本当ならできる」というラインをしっかりと見極めて、背中を押してくれます。

 ただ「お前ならできる」と発破をかけるというのではなく、「ここまでできているから、次ここをこうすれば必ず君ならできる」と具体的な成功イメージをつけて背中を押してくださるので、自分はやればできるんだと自信が持て、よりいっそう熱心に取り組むことができました。

 中学受験で培った勉強を楽しむ姿勢を、中学の3年間でも継続して保てたのは、そういった先生方の指導と教室でのコミュニケーションがあったからだと思います。おかげ志望していた天王寺高校に合格することができました。