時間や場所を共有し、お互いの水準を高め合う
和泉高校 合格:上田 芭月さん泉北高校[国際文化学科]合格:渡辺 心乃華さん

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インタビュアー 同じ教室で受験勉強し、二人とも見事志望校に合格されましたが、塾で一緒に勉強を進める中で特に印象に残っていることはありますか?

上田さん  塾では渡辺さんだけでなく、一緒に勉強している人たちがみな、少しでも自分の成績を上げようと真剣に取り組んでいて、いい意味での緊張感の中で勉強に集中することができました。

渡辺さん  私は上田さんが通っていたということもあって入塾したんですが、中三から合流したということもあってどうなるのか不安もありました。でも授業を受けている一人ひとりが本当に集中していて、勉強しやすかったので、すぐに流れに乗ることができました。

インタビュアー まじめな人が多くて、みんな集中していたということでしょうか?

上田さん  もちろんそれもありますが、先生の授業の進め方が常に生徒が主体的に取り組めるように配慮されていたからというのが大きかったと思います。

渡辺さん  先生の解説は誰もが理解できるように説明してくれるうえに、一人ひとりの理解度も見ながら一人も遅れることがないよう、説明をしてくださるので、みんな集中できていたのだと思います。発問に対して生徒が、どうして間違えたのかだけでなく、どうして正解になったのかまで説明してもらえました。自分が答える時だけでなく、誰かが答えている時でも正解と不正解の違いを理解することができます。だから、常に聞き逃さないように集中できたのだと思います。

インタビュアー 受験勉強を進めていくなかでお互いに刺激し合うというようなことはありましたか?

上田さん  はい。特に自学習などは何をどこまでやればいいのか学習量にしても、理解度にしてもいろいろな水準を共有することができたのが良かったです。自分一人なら「このぐらいでいいか」と思う時も、常に渡辺さんやほかの人たちが頑張っているのを見て、自分もそこまでやらなければと、自分が考えている以上に積極的に取り組むことができました。

渡辺さん  私も上田さんが頑張っている以上に自分も頑張らなければと考えることができたので、自分でここまではやろうと決める水準も高く設定することができたと思います。また、お互いに勉強の仕方やわからないところを教え合うなど、協力して進めることもあり、お互いがいなければ合格できなかったんじゃないかと思っています。

インタビュアー なるほど。お互いが良い基準となって高め合うことができたのですね。

上田さん  渡辺さんの姿を見ていて、自分もあきらめずに最後まで志望を貫こうと強い心を持つことができました。そして何よりそんな不安を持つ私に渡辺さんが「絶対大丈夫。受かるよ。」と言ってくれたのは本当に心強く、何より力になりました。

渡辺さん  私も上田さんが毎日頑張っている姿を見ていたので、自分も必ず合格するために、最後まで負けずに努力しなくちゃと心の支えになっていました。こうして一緒に勉強する仲間の姿も、自分にとっての力になっていきました。そういう存在があったことは本当に大きな支えでした。