みんなで考えるから楽しい、考える習慣が身につく
春日丘高校 合格米田 宇志さん 西森 亮佑さん 黒澤 大志さん

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インタビュアー 小学校、中学校、そして塾でも同じ教室で受験勉強し、三人とも見事志望校に合格されましたが、塾で共有した時間の中で特に印象に残っていることはありますか?

西森さん 三人とも小学生の時から通っていますが、印象に残っていることとしては何かにつけて「みんなで考える」ことです。一つの問題を解くためにどのようにすればいいのかみんなで考え、意見を出し合い、みんなで知恵を絞って取り組んでいる感覚を常に楽しんでいました。

黒澤さん 特に図形算数の授業は印象に残っています。正解であっても、間違っていても、自分の意見を出すことの楽しさと、自分とは違う意見を聞くことで、新たな考えを得ることの喜びを体感することができました。そのおかげで、小学生の間に問題を解くための考え方や知識の使い方を身につけることができ、それが受験でも役立ったと思います。

インタビュアー 積極的な生徒さんが多かったということでしょうか?それとも元々仲の良い人たちがたくさん通っていたのでしょうか?

米田さん 確かに同じ小学校や中学校の人が多かったですが、もとから仲が良かったわけではなく、塾で勉強する中でどんどんそういう雰囲気になっていきました。

西森さん 塾の先生がまずは生徒の意見や考え方を引き出すように仕向けてくれて、お互いを高め合えるように促してくれたのが大きかったと思います。意見の出にくい生徒にもうまくヒントを与えてくれたりして授業に入り込めるようにしてくれていました。

インタビュアー 意見を出し合いながら一緒に考えるというスタイルが良い刺激となり、主体的な取り組みにつながったということですね。お互いのことを意識するような場面はありましたか?

黒澤さん 僕は一緒に頑張る友達がいたことで、くじけそうになったときに前に進むことができました。一人ならあきらめてしまうところも「あいつも頑張っているから」と常に心の支えになってくれていたと思います。

西森さん 僕もそうですね。黒澤君が常に自分より成績が少し上だったので、比較して自分の足りないところを補うようにして、越えられるように努力していました。

米田さん 僕は野球をやっていたこともあり、勉強時間という点で二人に追い着けない条件がありました。でも、同じ高校を志望している二人に追い着くために、何をすればいいのか、どこを頑張ればいいのか、常に二人が基準になってくれたので、少ない時間でも効率よく取り組めたと思います。

インタビュアー 一緒に頑張る仲間の姿が、常に目標を意識させる原動力になっていたのですね。まさに「切磋琢磨」。とても参考になるお話でした。