「演習と発問」メリハリも効いた進め方が集中力を高める
生野高校 合格橋口 侑平さん

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 開成の授業ではどのような出題がされるのかがありきで、導入説明の後すぐに問題の演習に入ります。そして演習後、先生がすぐに解き方を解説するのではなく、発問をしてどのように考えて解き進めたのか、どのような知識を活用して解答したのか、生徒自身が答えるように進めてくれます。そうすることで、演習を解き進める中でもそのあと解答のプロセスを自分で説明することが前提になるので、どうしてそうなるのかという本質を考えながら進めることになります。

 また、先生がすぐに説明するよりも生徒それぞれから引き出してもらうことで、あてられた生徒は自身の課題を確認することができますし、聞いている他の生徒は自分の考えとの違いを確認してもし自分に足りないところがあれば取り入れ、自分の正しい部分については自信につながるという効果があります。

 こうした課題発見と内容理解のための演習が開成の授業では多くなるので、ただ時間をかけて「練習」するだけの演習とは違って、より成果につながりました。

 特に講習会では長い時間学習することになるので、集中力を保つうえでとても効果的でした。集中力が持続することでより一つの内容を深く掘り下げることにもつながるので、「ここまででいいや」など見切りをつけず、徹底的に理解するまで進めることができました。