小学生のころからの「積み重ね」が目標達成につながる
茨木高校 合格大久保 琥遥さん

茨木高校_大久保琥遥3.jpg

 塾での学習は常に僕の目指す道を照らし導いてくれる、ペースメーカーでした。目標とするレベルを先生と共有し、僕の状況を踏まえて目標達成のために何が必要か、常に先を歩いて導いてくれる存在でした。

 小学5年生になった時に両親の勧めで入塾しましたが、最初はあまり塾に通うことに対して積極的ではありませんでした。しかし塾へ行くたびに、設問から問われていることを読み解くことだったり、身につけた知識をどのように活用するのか発見する方法だったりと、勉強の仕方を詳しく教わることができたので、学習に前向きに取り組めるようになりました。

 塾の授業では先生が一方的に解説するのではなく、生徒に解き方や考え方を答えさせることが多く、先生から指名されて答えるときには、問題を解く時に考えた自分なりの道筋を再びなぞりながら、さらにそのうえで相手に伝わりやすいように表現を工夫したりします。単に答えを求めるだけの取り組み方では、絶対に体感できない経験になります。口に出して自分の考えをもう一度自分で確かめる。そうすることで記憶の定着にもなり、少し時間をおいてから復習をしてもしっかりと頭に残すことができる効果がありました。

 そうすると、毎週決まった時間に授業を受け宿題をこなすことで、自然に勉強したことを復習するサイクルを作ることができました。生活の中で必ず「勉強する時間」を確保して、一度勉強したことをもう一度見直す解き直すという復習の習慣を身につけることで、中学校に入ってからも「何をすればよいのか」に迷うことがなく、定期テスト前に焦って対策をするようなこともありませんでしたし、復習を毎回しっかりしていたので、いつも効率よく定期テストの準備をすることができました。

 目標達成に向けて、常に万全の準備をする。思いついた時に計画して進めるのではなく、来るべきその時のために今必要なことを習慣化して積み重ねる。この「習慣」をこれからも大切にして実践してくことで、自分の夢を一つずつ叶えていきたいと思います。