主体的な学習の実践と成果
高津高校 合格梅木 日愛さん

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 小学生の時から、スポーツや芸術と違って勉強は特別な才能がなくてもきちんと学べば必ず成果につながり、自分の成長につながるという感覚があったので、勉強することが好きでした。中学生になっても勉強が好きなままでいることができる塾を探して、開成に出会いました。

 開成は、勉強することそのものの楽しさと、学んだことをいろんな場面で活用したり、人とつながったりできる喜びを加速させてくれました。おかげでどんどん知識欲が芽生え、主体的な学習に取り組むことができるようになりました。

 主体的な考え方や表現のしかたを、それぞれの人が持っていて、互いに関わりあうことができる環境はすごく刺激的で、自分の成長に欠かせないものでした。その本質こそが学びであると実感できました。

 友だちとの会話でも、耳に聞こえる内容だけを受け取るのではなく、真意は何だろうと考えたり、塾の授業でも先生は「なぜそのような表現をしたのだろう」「今の話が何につながるのだろう」と考えたりすることで、深く理解できる一方で、理解できないこともはっきりして、何を質問すればいいのか明確になりました。

 塾の友だちの考え方や勉強のしかた、できないことをできるようにする努力の過程も吸収することができましたし、こうした主体的な人の集まる環境が自然と学習意欲をかき立ててくれました。加えて「なぜ、なぜ」を考えさせられる授業で本質が理解ができるという理想的な環境でした。

 中学2年生の時に成績が伸び悩んだことがあったのですが、そんな時も開成の先生は、私の目標や考えを細かく書いた紙を持っていてくれて、私の行動を尊重して寄り添ってくれました。ああしろ、こうしろとは決して言わず、「うまくいっていたときは何が良かったのか、結果が出ていないのは何が足りなかったのか」問いかけるように相談にのってくださいました。

 そして私が出した結論に対して「大丈夫」と背中を押してもらえ、とても心強かったです。どんなときでも私が自分で考えてとった行動を見守り、ブレないように支えていただけたので、主体的な学習を貫くことができました。このことが志望校合格につながった一番の要因だと思います。開成で大切な人間関係を築くことができたことに感謝しています。