強い意志で課題解決力を高める
茨木高校 合格乾 晶仁さん

茨木高校_乾晶仁3.jpg

 茨木高校に行きたいと強く思っていたのですが、中学2年生のとき苦手科目の成績が伸びず、志望校を変えようと思うことがありました。勉強以外に楽しいこともあったし、自分の心に折り合いをつけようとしていたのでしょう。でも3年生になって、ほんとうに行きたい茨木高校に合格できるよう、何より、なりたい自分になろうと決意しました。

 とはいえ、「苦手なことを避けてしまう自分」と向き合い、乗り越えることは容易ではありませんでした。しかし苦手を遠ざけるのではなく、自分の力で「苦手の扉」をこじ開けようと考えに考え、「わからない」には必ず原因があり、その原因を明らかにすれば必ず克服するための手順が見つかる、というシンプルなことにたどり着きました。

 苦手の国語の論説文では、文章には構造があることが理解できていなかったことが原因でした。構造理解から内容理解することが求められていることがわかり、対比構造を見抜き、接続詞に着目するなどして勉強を続けていくうちに苦手意識も消えていきました。

 こうして身につけた自信と経験を活かし、将来は人を支援する仕事に就きたいと思っています。「できないからあきらめる」と困っている人たちの課題解決をしたい、そのために必ず存在する原因を突きとめ、解決策を明確にし、希望の持てる世の中にしていきたいと思います。