自分の考えを持つ。解き方ではなく、考え方を身につける。
守山中学校 合格西村 宗一郎さん

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 僕が県立守山中学校を本格的に目指し始めたのは、小学6年生の夏でした。だから本当に自分の力で合格することができるのか、不安が大きかったです。案の定、初めて塾に入り、適性検査の問題に触れたときには今まで見たことのない応用問題で、それまでの自分の知識が活かせず、悔しい気持ちでいっぱいになりました。でも、開成の授業を受けて、知識の使い方や新たな知識を得るために必要なことを学ぶうちに、すぐにその不安はなくなりました。

 塾の授業では一つの解き方だけではなく、より効率的に早く正確に解くにはどのようにすればよいのか必ず合わせて説明してくれます。そして、ただ単に解き方だけを身につけるために演習を繰り返すのではなく、一つの問題を解く時に根本的な考え方がどうなっているのか考えることを常に求められるので、自分で演習に取り組む時にもその意識が習慣化するようになっていきました。

 大切なのは必ず「自分なりの考え方」を持つことです。自分で考えずに、いろいろな解き方や考え方を先生から教わるだけでは結局先生にたくさんの解き方を教わっているだけで、考え方を理解することになりません。しかし、自分の考えを準備して、そのうえで先生や他の生徒の発言から違った解き方を知ることで、比較することができます。比較することで、自分の考えと同じところからこの問題の本質的に理解するべきところが発見でき、違うところから自分の課題や考えのかけ違いを見つけることができます。そうすることでどんどん知識が深まって、他の問題を解く時にも、一度解けたとしても他にもっと良い解き方はないかさらに深めようと自然にできるようになりました。

 僕の将来の夢は医師になることです。そのために身につけなければいけないことが、とてもたくさんあると思っています。特に数学や理科のような理系分野の知識が必要となった時に、どのような考え方で取り組めば身につけることができるのか、この受験勉強で学ぶことができたのは大きいと思っています。受験を通じて身につけた習慣を活かして必ず夢をかなえたいと思います。