「一緒に考えてくれる」「大切な事に気づかせてくれる」
彦根東高校 合格新井 陵介さん

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 僕が開成に入塾したのは小学3年生の時でした。両親の勧めで入塾しましたが、当時はまだ「勉強する」ということに対してあまりよく分かっておらず、自分の意志はあまりないままでした。

 そんな僕に開成の先生方は常に次に起こるであろうことに対してどのように準備するかということを教えてくださり、学校の授業で「わかった」を連発できるように指導してくださり、小さな成功体験を積み重ねることで「勉強が得意」、「勉強はやるべきことをきちんとやっていれば成果が出る」ということに気づかせてもらいました。また、少しでも疑問を持つようなときは単に解説をしてくださるのではなく、「一緒に考える」ようにしてくだったのも勉強に積極的になれた要因の一つだと思います。

 わからなかった問題をわかりやすく解説してもらい、理解することで課題自体は克服できると思います。しかし、また同じようにわからないところができたときには先生を頼らなければできなくなってしまいます。でも、そうならないように開成の先生方は「どうしてそうなるのか」を一緒に考えながら答えにたどり着くプロセスを僕が自分で気づくことができるようにヒントを与えながら導いでくれました。

 そして、定着させるためには次に何を練習すればいいのかまで提示してくださったので、何をすればいいかわからないということがないように課題を提示してくれたことで、成果に結びつける道のりの見つけかたを少しずつ身につけることができました。

 「やるべきことをやる」というだけであれば実行さえすれば誰でも実現できると思います。しかし、結果も含めて「やるからにはやりきる」となるとなかなかできる人は少ないかもしれません。でも開成ならやりきるために本質を理解することの楽しさや、できなかったことが身についていく達成感を大切にして指導してくれたので、勉強することが自分にとって有意義なことだと感じ、努力を続けることができました。

 これからも様々なことを乗り越える力を身につけるために開成で身につけた「学ぶ」ことの喜びを大切にしていきたいと思います。