まず理解と定着の習慣化。そして、「気づき」の中で自然と受験を意識できた
尼崎稲園高校 合格徳田 淳希さん

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 僕は開成教育セミナーには中学1年生の夏前に入塾しました。開成に入ってまず良かったと思うことは中学3年間、それぞれの時期で身につけていくべきことを常に示してもらえたことです。

 中学1年の間は定期テストを目標に各単元の基礎となる知識をどのように身につけていくのか、授業と宿題を繰り返す中で自然と学習習慣として身につけることができました。開成の授業ではまず一つの単元での導入説明のあと、すぐに類題の演習に入ります。演習中は先生が一人ひとりの生徒の解法を見て回りながら、つまずいているところや足りていないところを把握・選別し、そのあとの解答・解説時にそれぞれの分かっていないところを中心にどうすれば解決できるのかを指導してくださいます。

 典型的な解き方をただ一方的に教わるのではなく、先生が生徒一人ひとりの習熟度を見ながら発問をしてくれて、それぞれのできてないところとその改善の仕方を自然と気づかせてくれます。だから、宿題をするときにも授業中に先生から聞かれた質問や出していただいたヒントなどを頭に思い浮かべながら取り組むことができ、時間をかけずにしっかりと定着させることができました。

 そして中学2年の秋からは、難関校受験対策の「シリウス特訓」が始まります。その中で普段の学校の単元に沿って行っていく授業に加えて、入試問題に触れることができ、これまで培った知識を入試ではどの様に活用するのかを意識して勉強することができました。またこのことで、早い段階から受験生としての自覚が芽生えました。

 さらに3年生になるころには、12年生の単元の基礎知識は改めて復習する必要がない程度になっており、中31年間はすべて入試対策にあてることができたので、余裕をもって受験まで進めることができました。

 本質を理解するため、生徒一人ひとりの習熟度を常に測り、適切な課題を提示してくれ、「自分の課題」と向き合って改善することができる開成の授業は、本当に僕の役に立ちました。