入塾して、県立中学受検クラスの授業が始まると、授業で扱われる問題の難しさに、どのようにすればいいのかわからないくらい戸惑いました。でも、その難しい問題を一つひとつ丁寧に解説してくれる先生方の授業を聞いて、ゆっくりですが理解することができ、「次はどんな難しい問題が出るんだろう」と楽しんで取り組むことができるようになりました。問題が難しく、わからないままならたぶん嫌になっていたと思いますが、問題を解くためにどのような知識がどうして必要なのかを理解することができたので、たとえ、解けない問題があっても、その問題を解くための考え方を手に入れて、自分がまた成長できるんだと、前向きに取り組むことができました。

　開成の少人数ゼミ式指導は、先生の発問によってほかの生徒の考え方や解答を聞くことができ、さらにそれに対する先生の返答も聞くことができるのが良かったです。一人ひとりつまずく部分は違い、それぞれのつまずきに合わせて理解できるように解説してくれるので、自分とは違った考え方や答え方に触れると同時に、どういったところにつまずきがあれば何に注意して、どのように対処すればいいのかも知ることができます。これによって自分一人で手に入れられる以上のものを手に入れることができました。

　受験勉強を通じて成長できる喜びを知り、周囲と切磋琢磨することの大切さを学ぶことができました。