「自分の意志で勉強する」それが一番大切なこと
彦根東高校 合格石原 大暉さん

彦根東高校_石原大暉3.jpg

 中学2年生になる段階で、彦根東高校を志望し、合格に向けて他の塾に通っていたのですが、あまりに強制的な雰囲気になじめず、成績も伸びない状況だったときに開成に出会いました。

 開成の教室に初めて行ったときに驚いたのは、通っている人たちが勉強するために強制されるでもなく早めに塾に来ていたり、次の小テストへ向けて自学習していたりと、誰かに指示されて行動しているのではなく、とにかく自分から行動している姿でした。でも、どうしてそんな姿勢になれるのかは先生たちに会ってすぐに理解できました。開成の先生たちはただ単に指示をするのではなく、生徒の現状を理解して、目標と照らして今何をすべきかを示してくれます。それも、ただ道を示すのではなく、いくつかの選択肢を与え、どうするのか生徒自身に決めるように促してくれます。さらにどうしてそうしようと思ったのかも確認してくれるので、自分の意志で勉強を進めているという実感が湧いてきます。

 だから、開成に通っている人は、自分も含めてみんな主体的に取り組めたのだと思います。そして進みだせば学習状況についての確認も細かく行ってもらいました。一日単位での学習内容に基づいた学習計画を、1週間単位、そして1か月単位で確認してもらい、都度修正すべき点を提示してもらって、どのように改善するのか相談にものってくれました。

 自分の意志で勉強するのと、そうでないのとでは同じことをしているようでも成果は全く異なるのだと痛感しました。人のアドバイスや教えを聞かずにマイペースで進めても成果につながらないし、かといって受け身で言われたことをやるだけでも効果はない。自分の意志をはっきりと持ったうえで、いろんな人の考えや行動、世の中の仕組みや原理や法則から学び、意志を具現化していくための努力をすることが大切で、人としての成長にもつながるのだとわかりました。

 開成のレベルの高い生徒みんなが、それぞれ自分の意志をしっかりと持って勉強に取り組んでいて、彼らとの対話を通じてお互いに刺激を与え合うことができ、毎日を楽しく、豊かに過ごすことができ、大きな苦しみを味わうことなく、志望校合格までやり切ることができました。入試そのものが、こうした主体的な学びを求めていて、それを実践できた人たちが合格を勝ち取っていったのだと確信しています。