効果的な春休みの過ごし方
膳所高校 合格中村 悠花さん

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原田先生 中村さんは、学年が変わるこの春休みをどんなふうに活用しましたか?

中村さん 学校の課題などを早く終わらせて、「苦手単元の克服」と「次の準備」をする時間をとるようにしていました。

原田先生 「苦手単元の克服」は実際どんなことをされたのですか?

中村さん 日頃から学習しながら一度でできなかった問題や間違いが多かった単元などを記録する「苦手ノート」を作成して、苦手項目を記録していました。そして春休みには「苦手ノート」を活用し、自分の課題に絞り込んだ復習をしていました。

原田先生 確かにそうすることで、短い春休みでも効率的に復習することが可能になりますね。

中村さん 一から全てやり直すには時間が足りないので、日頃からコツコツ努力してきたことが結果的に効率的な学習につながりました。

原田先生 では、もう一つの「次の準備」というのは実際どんなことをされていたのですか?

中村さん 春期講習では復習だけでなく「先取り」の授業もしてくれます。そこで新しく勉強したことを宿題だけでなく、解いた問題を見直して、わかりにくかったり、疑問に思ったことをすぐに先生に質問に行くように心掛けました。「先取り授業だからまた学校でも習う」と軽く考えず、その日に解決することを意識しました。

原田先生 そうすれば学校での授業が復習と位置づけることができ、どんどん学習効率が高まっていきますね。中村さんは、本当に効果的な「予習」「復習」をやってきました。皆さんも「予習」「復習」のヒントにして、春期講習を効果的に活用してください。