私は開成教育セミナーで受験勉強をしていく中で、正しいやり方を続けていけば、課題は必ず克服できるということが分かり、正しいやり方を理解したうえで繰り返し自分のものにしていくというやり方を身につけました。

　私には課題がありました。それは適性検査で合格する水準をとるためにとても大切な「作文」が苦手だったことです。そこで塾の先生に相談したところ、「書き方がわからず、やみくもに思いつくことを文章しているという状態」と指摘してもらい、頭に浮かんだことをどのように組み立ててそこから文章にするのか簡単なことから一つひとつ指示をもらって実践するようにしていきました。

　伝えたいことをただ並べるのではなく、一文を20字程度にまとめ、文と文をつなげて文章として伝えたい内容にすることなど、表現するために必要な基礎を教わり、身につけることができました。

　私は将来何かを研究し、開発する仕事に就きたいと思っています。この中学受験での勉強を通して「わからないことを知る喜び」、「できないことができるようになる楽しさ」を知ることができたことが大きなきっかけです。

　夢を実現するために、この受験勉強で学んだ課題を見つけて、それを克服するための正しい方法を考え、実践していくというプロセスを大切にして、夢をかなえたいと思います。