「構造」を理解して、「構造」を意識して表現する
守山中学校 合格 柴田 陽凪さん

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 1年間の受験勉強を通じて、僕が身につけた大切なことは自分の考えを表現する前に論理的に「構造」を意識して表現するということです。

 作文があまり得意ではなく、適性検査において重要な記述問題への対策をしていく中で、最初はどのようにして書けばいいのかわからない状態でした。そんな時開成教育セミナーの先生から文章を書き始める前に聞かれている内容や答えなければならない内容を一度図や表を使って「構造」として組み立て、その組み立てに従って書き始めるという方法を教わりました。

 聞かれたことに思いつくまま記述していくと箇条書きのようになってしまいます。そうではなく本当に言いたいことを軸に、いくつかのポイントについてつながりを意識しながらどの順番でまとめていくのか、頭の中や時には紙に書きだしていくと整理できて添削でもよい評価が帰ってくるようになりました。

 この経験を通じて、僕は物事をとらえるとき必ず「構造」が存在して、その構造を理解することが本当の学習だということ、そしてそれを自分が説明するなど表現するときにも同じように「構造」を意識することが必要だということを学びました。

 これはこれから先、自分が様々なことを学んでいくうえで活用できる大切なことだと思います。これからもいろいろな場面で意識して実践していきたいと思います。