受験を通して、目標を達成する手段を学んだ
咲くやこの花中学校[言語分野] 合格北川 舞咲さん
私は受験勉強を通して、目標達成のために何をいつまでにどのように進めるべきか、自分で考える力がついたと思います。最初は先生からの指示に従って進めるようにして、徐々に課題を自分で判断するようにし、先生に何をすればいいのか質問するようにしました。
入塾したばかりのころ、適性検査の問題とそれまで学校で学んできたことの違いに戸惑いました。特に算数は単に答えを出すのではなく、解答とその過程を筋道立てて相手に説明することができなければいけません。これがとても難しかったです。そんな時、先生から「問題文をよく読み、何を問われているのかしっかりと把握する」ことを教わりました。問題文にあるいくつかの重要なキーワードに印をつける練習を重ね、キーワードと問われている内容を関連づけるようにすれば、おのずと解き方を導き出すことができると分かりました。それからは問われている内容に対する正しい解法を、先生に質問しながら進めていくことで、ひとつずつ自分の「できること」を増やしていくことができ、楽しんで取り組めるようになりました。
そして受験が近づくころには、自分で演習する内容を考え、演習するなかで課題があれば次に何をするのかを考えて行動できるようになっていました。合格したことだけでなく、「受験勉強」という大きな経験をしたことで、「目標達成のために何が必要かを自分で考え、実行のために計画し、その中で課題を見つけ、克服のための行動をする」という大人になってから大切になることを学ぶことができたと思います。それだけでも私にとっては大きな財産になったと実感しています。