成長するために必要なことは「失敗」
富田林中学校 合格楫野 佑真さん

富田林中学校_楫野佑真3.jpg

 引っ込み思案だった僕が積極的に人と関わり、物事に取り組む姿勢を身につけることができたのは、開成の少人数ゼミ式指導の中で、受験勉強をすることができたからだと思っています。

 開成の授業は基礎知識の導入授業ももちろんありますが、基本的には演習中心で進み、一題ごとに解き方について生徒が答え、そしてその発言を元に先生が解説してくれる形でした。先生方は生徒一人ひとりのわかっているところ、わかっていないところを演習中に把握しておいて、僕たちが解答する上で注意しておくべき考え方や、勘違いが起こりやすいところをしっかりとおさえた解説をしてくれます。

 また学校なら「間違えると恥ずかしい」という気持ちがあり、手を挙げて発言することを避けてしまいがちでしたが、開成では間違った答えを発言しても、どうしてそのような掛け違えがおきたかのポイントを説明してくれます。解答の筋道の中でどういった手順で解けばいいのか、どのような知識を利用すべきなのかがよく理解できました。それによって間違うことが決して「いけないこと」ではなく、自らを成長させてくれるステップなのだと前向きになれたので、どんどん自分から発言するようになりました。

 こうして胸を張って自分の考えを発信する機会を得て、成長するために必要な「失敗」をすることが大切だということを学びました。