成長するために、自らの課題を正しく把握する。
咲くやこの花中学校[ものづくり分野]合格佐々木 理人さん

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 僕は開成での受験勉強を通じて、自分が成長するためには、自分にとって足りないことは何か、どのようにすればそれを身につけることができるのかを、明確に把握することがとても重要だと学ぶことができました。

 開成には同じ目標を持った仲間とともに取り組む環境がありました。同じ感性を持つ者同士だからこそ、一つの問題について、解き方をいっしょに考えたり、疑問を共有したりして、刺激しあいながら学ぶことができました。しかもそれだけでなく、結果を比較しあうことで、自分の課題を明らかにし、何に取り組めば成績が上がるのか判断できたのも良かったです。一人で取り組んでいたら漠然としか据えられず、自分の課題を冷静に受け止めることができなかったと思います。実力を認めた比べる相手がいたからこそ、今の自分をより良くするために頑張るポイントが明らかになって、成長できたのだと思います。

 また、課題を克服するために取り組んだのは「やり直し」です。これはただ単に間違えた問題を反復練習するということではありません。間違いやすいポイントや答えられない場合の傾向をつかむということが大切です。問題という「相手」のことだけでなく、「自分」の特性もしっかりと把握しておくことで、正しい知識が身についていくんだと思います。

 僕は受験勉強で学んだことを中学・高校の6年間でも実践しつづけ、将来の夢に向けて今よりもっと成長するように努力していきたいと考えています。