理解したことを人に伝える「人も成長させる努力」
水都国際中学校 合格東 真綿さん

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 同じクラスの生徒どうしで力を合わせて勉強を進められたことが良かったです。いろいろな個性や目標を持った生徒が集まっていて、いろいろな考え方や視点を学ぶことができました。適性検査の問題は、一つの問題でもいくつかの正解があったり、正解が一つでもそこにたどり着くための道筋が複数あったりします。

 開成教育セミナーでは授業中はもちろん、授業以外の自学習でも一つの問題にみんなで取組み、それぞれの考えや解答を共有することで自分一人では気づけない知識や方法を身につけることができます。

 このような取り組み方は、受験勉強だけでなく、他のさまざまな学びに応用できるやり方だと思います。こうした「自分にとどまらず他人をも成長させる努力」を学べたことが最も大きな収穫でした。自分の中で消化するだけでなく、理解したことを人に伝えることができるようになって、初めて本当の知識になっていくという感覚を知りました。相手に伝えるためには自分がその問題を解けるというだけでは不十分で、さらに正確で深い理解が必要になります。

 「わかった」というところで終わらず、「どうすれば人に伝えられるか」という視点を持つことで気づいたポイントがたくさんありましたし、自分の考え方をいくつか持つきっかけになることもたくさんありました。

 将来はミュージカル女優になって、小さな劇団を作り、発展途上国の子どもたちに文化のすばらしさや世界の広さや、自分がその一部であるというすばらしさを伝えられるようになりたいと思っています。